ヘッダーイメージ 本文へジャンプ
 フェアトレードって何?

「立場の弱い途上国の農家や女性、子供などが
きちんとした生活を送り、自立できるような
条件や価格で継続的に取引すること」
                  
 私たちの普段の生活の一部となっているバナナ、チョコレートなどの食料品、そして衣服などは多くが東南アジアや中南米、アフリカといった「開発途上国」と呼ばれる国々で作られ、日本に輸入されています。
 しかし、これらの国々でコーヒーやバナナなどを作っている農家や衣料品の工場で働く人々は、つくった農作物がとても安くしか売れなかったり、ひどく安い賃金で働かされたりして、十分な生活を送ることができないといった残念な現実が多々あります。衣食住も満足にならず、子供も学校にいかせられないような生活をおくる人々がいることを皆さんもテレビや新聞などで目や耳にしたことがあるかと思います。わたし達の生活の中に、少なからず、そういう不幸なカタチで作られた商品があるというのはとても残念なことではないでしょうか。






 このような問題に対して、「フェアトレード」という発想が生まれました。
農産物や衣料品などを、つくる人がきちんとした生活を送れるようなちゃんとした報酬や価格で取引(貿易)するそうすれば、途上国の小さな農家もすこしづつ自立し、生活をよくしていくことができるでしょう。十分な衣食住を得て、子供を学校に送り、仕事の技術も上達できます。



 「フェアトレード」で取引された商品は、実際に日本などの消費国に届けられ、販売されています。「フェアトレード商品」の中には有機栽培の農作物、現地の伝統文化を活かした雑貨などもあります。きちんとした生活を送り、技術を学ぶ人々がつくるので、品質がよいものもたくさんあります。


 フェアトレード」は私たち消費者がフェアトレード商品を選ぶこと、
買い物することで成り立っています。



 つまり、普段の買い物を通じて、気軽に出来る国際協力のカタチのひとつです。あなたもフェアトレード商品を試してみませんか?


どんなフェアトレード商品があるの?
どこでフェアトレード商品を買えるの?
フェアトレードを知る本・動画
フェアトレードのサイト集
フッターイメージ
inserted by FC2 system